スカーフ&ストール:テキスタイル紹介 of ストール&マフラー :OUTCORNER HOME PAGE

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スカーフ、ストール、スヌード、マフラー: 素材(テキスタイル)紹介

絹: スカーフの主役素材です。天然繊維の中で一番細く強く、そして光沢感に優れています。
綿: カジュアルなファッションに相性が良い素材です。丈夫なので洗濯機でも洗えます。
麻: 夏場の代表素材です。さらりとした風合い同様、表情も爽やかです。
毛: 冬場の代表素材です。羊毛以外にもカシミア、アルパカ、パシュミナ等の獣毛も含まれます。
化学繊維: アクリル、ナイロン、ポリエステル等、機能性を付加したタイプが増えています。
混紡: 異なる素材を糸として紡績されたものや、縦緯異なる糸で交織されたものが有ります。

シルク シフォン
シフォンとは、縦糸と横糸共に強撚糸を使い平織りの組織で織られた生地です。
強撚糸とは糸に撚り(ねじりを加える事)を掛ける際に一般糸より多くの撚り(ねじり)を加えられた糸のことです。強撚糸を使う事により強度も増します。薄くて軽く、年間通して扱われるスカーフの定番生地です。

シルク デシン
デシンとは、経糸には無撚糸、横糸に強撚糸を使い平織りの組織で織られた生地です。
美しい光沢感と絹本来の感触感に優れています。

シルク サテンクレープ
サテンクレープとは、経糸には無撚糸、緯糸に強撚糸を使い朱子織りの組織で織られた生地です。
朱子織とは表に経糸か緯糸のどちらかだけが現れる組織点の少ない織物です。組織点が少ない為に対労性に劣りますが、美しい光沢感と滑らかな肌触りに優れています。

シルク ツイル
ツイルとは、経糸と緯糸に無撚糸を使い綾織りの組織で織られた生地です。
綾織とは斜文織ともいわれ斜め模様(綾線)が浮き出て見える織り方です。平織に比べて光沢に優れており朱子織に比べて腰がしっかりしています。プリントスカーフのレギュラーサイズ(36インチ)商品の定番生地です。

シルク ローン
ローンとは、縦糸と横糸共に弱撚糸を使い平織りの組織で織られた生地です。
弱撚糸とは糸に撚り(ねじりを加える事)を掛ける際に強く撚り(ねじり)を加えない糸のことです。透明感があり薄くてなめらかで年間通して扱われるスカーフの定番生地です。

シルク ファンシークロス
ファンシークロス(変わり織)とは、ドビー織機を用いて先日説明した平織、綾織、朱子織などの三原組織をいろいろと組み合わせて変化をつけて織られた織物です。

シルク 壁糸入シフォン
壁糸入りシフォンとは、壁糸と呼ばれる太い糸と細い糸を撚り合わせた意匠糸を使い、縦糸と横糸共に強撚をかけて平織りの組織で織られた生地です。プレーンなシフォンに比べて味わいが増します。

シルク ファインゴース
シルクファインゴースとは弱目に撚ったシルクの生糸を平織りの組織で目を粗く織った生地です。

シルク ファインゴース (グリッタープリント付)
グリッタープリントとは、ゴールド色・シルバー色等のポリエステルフィルムを細かくカッティング(0,1mm)してバインダー(樹脂)と混ぜ合わせ,目の粗いシルクスクリーン型を用いてプリントする技法です。シルクファインゴースとは弱目に撚ったシルクの生糸を平織りの組織で目を粗く織った生地です。

柞蚕シルク ゴース
柞蚕シルクゴースとは、野蚕糸である柞蚕糸を使い平織りの組織で目を粗くして織られた生地です。柞蚕糸の特徴としては、糸が太く感触が粗硬で光沢が有り、摩擦すると絹鳴りを生じます。糸の特性から生地として密度の粗い組織の方が相性が良いとされています。

シルク チュール
画像のシルクチュールは、色々な編み機の内の一つチェーンラッセル機と呼ばれる機械で製造された生地です。チェーンラッセル機は一般的に合繊素材のカーテン生地を製造する機械です。

シルク ノイル
シルクノイルとは、絹紡工程中に生ずる多くの節を持つ短繊維(ノイル)を使って織られた生地で
す。野趣に富む織物で上品ながらカジュアルな着こなしに適したスカーフを作る事が出来ます。

シルク ウール
シルクウール生地には、経糸にシルク糸、緯糸をウール糸で織る交織タイプと、シルク糸とウール糸の混紡糸を使って織るタイプがあります。カシミア入りタイプを好む方が増えましたが、上質なシルクウール糸で織られた生地にはカシミアに劣らず素晴らしい風合いを出しているものもあります。

シルク カシミア
薄さと軽さと暖かさを兼ね備えたカシミア素材とシルクを混紡したシルクカシミアはストールとして抜群の素材感で際立ちます。画像の商品は、ラッセル機で製造された為にふんわり感が一層増しています。

シルクレーヨン(オパールプリント用)
オパールプリントとは、2種類の異素材(酸性に耐久性の有る素材と無い素材)で交織された生地に特殊薬品(酸化剤)をプリントする事により化学反応を起し非耐酸性繊維の素材だけを溶脱させる技法です。オパールプリント用のシルクレーヨンは、耐酸性繊維シルク素材と非耐酸性繊維レーヨン素材の交織生地です。平織りの組織でシルクとレーヨンを交織しています。

シルクレーヨン ベルベット
ベルベットとは、二重ビロードとも呼ばれており基本的に経二重織の組織で織られた織物です。結接された上下2枚の織物を織機に装置されている刃で切断して1枚にします。

シルクレーヨンパイルファー
シルクレーヨンパイルファーとは、基布がシルク素材でパイルがレーヨン素材です。ジャガード機で織った後に特殊カット加工を行い表面をパイルファー状態にします。

シルク バックカット ジャカード
バックカットジャカードとは、ジャカード織機(フランス人のジョセフ・マリア・ジャカールが考案した織機で複雑で大きな柄を表現する事が出来るのが特徴)を使い柄の部分だけを立体的(浮き立つ)に表現した生地です。画像の商品は、柄の部分に金ラメポリエステル糸を使っています。柄と柄の間の繋がった糸を裏側でカットして処理する処からバックカットジャカードと呼ばれています。

二重織り
二重織りとは、縦糸か横糸のいずれか、縦糸、横糸ともに二重に組織されている織物のことです。

スパンデックスシフォン
スパンデックスとは、ポリウレタン弾性繊維糸で、ゴムの数倍も強度があり、伸縮性に優れています。